私は現在、医療事務として処方箋の受付け・入力、薬のピッキングなどをしたり、医薬品登録販売者の立場からお客様にOTC医薬品の説明などを行っています。また管理栄養士の資格も持っているので、患者様の栄養相談に乗る機会も少なくありません。例えば、健康診断の結果をお見せいただき、「この数値が高いですね。普段どんな食事をされてますか？」、「その食事だと脂質が多めなので、こういう食事をした方がいいですよ」と食生活のアドバイスをしたり、ときには献立を考えることもあります。栄養相談を通じて親しくさせていただいた患者様に「今回の健康診断は数値が改善したよ」、「最近体調が良くなってきた」と喜んでいただくと、本当に自分ごとのように嬉しいです。

入社した当初は、医療事務の知識がまったくない状態でしたが、経験を積んで、知識もだいぶ身についてきました。最近は後輩もできて、色々と教える立場になったのですが、「渡邉さん、これってどういうことですか？」と聞かれても即答できないことはまだまだあります。質問されたからには先輩としてちゃんと答えられるよう、もっと勉強して、医療事務の資格を取りたい、それが当面の目標です。加えて薬の知識も、もっと身につけたいと思っています。患者様から薬について聞かれたとき、薬剤師さんへ確認すると、薬剤師さんの仕事を止めてしまうので、基本的なことは自分でも答えられるようにしたいです。

大学時代は健康栄養学部で管理栄養学を学び、将来は医薬品業界で資格を活かした仕事がしたいと考えていたのですが、具体的にどんな職場で働いたらいいのかイメージがわかず、就活中はずっと悩んでいました。そんなある日、大学の合同企業説明会に湘南薬品が参加しており、たまたま話をした人事担当者がとても親しみのある方だったんです。会話も恥ずんで選考に進みました。やはり会社選びの際には、どんな人と一緒に働くのか、どんな社風なのかということは、とても大事だと思います。実際に入社してみて感じたのは、とにかくいい人ばかりで、「ここでずっと働きたい」ということ。人間関係や職場の雰囲気もよく、それが湘南薬品の一番の魅力ではないでしょうか。